書籍

  • ¥ 1,404
  • 事象や心象の解像度が高い文章が好きです。この世界にある感情や物事に比べて、僕が持っている言葉はずっとずっと少なくて、言葉をあてはめられてしまった時に、尋常じゃない感動を覚えるのです。そんな文章を読む経験は、ただ楽しいばかりではなくて、時には胸をえぐられるような痛みも伴います。けれど、信じられないほど鮮明さで肉薄してくる表現は、そこから何を想い感じるかにかかわらず、常にゾッとするほどなまめかしく美しいと感じ、虜になってしまうのです。 最果タヒさんの文章は、解像度が高い。凄まじく高い。言葉のあてはめが「この状態はこれなんだ!」という感動を、1ページと待たず次々に運んでくる。言葉が詩になるというのは、こういうことなのかもしれません。 本作は、最果タヒさんが2017年に上梓した、「食べる」にまつわる25編を収録したエッセイ集。例えば、意を決して初めて入ったフレンチレストランでメニューを開いたときのように、目次に目を通しただけで未知の感動に胸が高鳴り、一編ずつ読了するごとに大きな満足感と「もっと読みたい」という空腹感が一度に押し寄せてきました。お腹いっぱいなはずなのにまだ食欲に収まりがついていないような妙な気分で、この紹介文を書いています。 “味覚は、人間が外部を「感じとる」ための道具なわけだ。だとしたら、その味覚は幸せを呼ぶためだけのものでも、飢餓状態を回復するためでもなくて、世界を見るためのものかもしれない。” 最後尾に収められた『担々麺経由世界行き』からの、帯でも抜粋されている一節です。彼女が味覚を通じて「見た」25の世界ひとつひとつは、ちいさくとも果てしなく鮮やかです。 <以下出版社による紹介文より>******************** ほぼ、書き下ろし!! 詩人・最果タヒが、「食べる」について綴った 異色のエッセイ集登場! 食べ物へのあきらめ、偏愛、「好き」という感情についてなどを語った自由度無限大のエッセイ集。 「ぼくの理想はカレーかラーメン」「大人は温度を食べている」「良いサンドウィッチはミステリー」「ジャジャーン!ポールエヴァン!」ほか25作品収録!! 味覚は、人間が外部を「感じとる」ための道具なわけだ。だとしたら、その味覚は幸せを呼ぶためだけのものでも、飢餓状態を回復するためでもなくて、世界を見るためのものかもしれない。(「担々麺経由世界行き」より抜粋) 目次 Contents ・パフェはたべものの天才 ・グッバイ小籠包 ・現実の国から ・大人は温度を食べている ・ジャジャーン!ポールエヴァン! ・勝手に食え! ・ちくわ天という奇跡 ・みかんで越冬物語 ・チョコレートが好き? ・諦めのレシピ ・愛・小倉ノワール ・「オムライスが食べたい」は詭弁 ・ぼくの理想はカレーかラーメン ・抹茶ソフト現代詩 ・ケーキのために、ロケットを。 ・また会おう、タイ料理。 ・アイスクリームは魔法味 ・グラタンへの愚鈍な好意 ・フォトジェニック、愛したい。 ・懐かしくないたまごぼーろ ・良いサンドイッチはミステリー ・ドーナツと向き合う日 ・パフェはロマンチックの自給自足 ・これでも愛しているんだ、鍋。 ・担々麺経由世界行き ・あとがき -著者紹介- 最果タヒ(Tahi Saihate) 1986(昭和61)年生れ。2008(平成20)年、『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。2015年、『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞を受賞。詩集に『空が分裂する』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『愛の縫い目はここ』、小説に『星か獣になる季節』『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。』『渦森今日子は宇宙に期待しない。』『少女ABCDEFGHIJKLMN』『十代に共感する奴はみんな?つき』、エッセイに『きみの言い訳は最高の芸術』、対談集に『ことばの恐竜』がある。 ********************************************************* 品名:書籍 ページ数:152ページ 装丁:ソフトカバー 著者名:最果タヒ 出版社:産業編集センター

  • ¥ 1,080 SOLD OUT
  • 僕(店主46歳)が子供の頃とは比較にならないほどたくさんのフルーツが、八百屋さんやスーパーマーケットの売り場を一年中彩っています。その中には、かつては輸入しかなく高価であったのに、今や国産どころか地元で生産されているものも少なくありません。でも、ふと立ち止まって考えてみると、多種多彩なフルーツが身近な存在になったかというと、そうでもない気がします。扱い方をよくわかっていないものも、実は結構ありませんか? 皮がうまくむけなかったり、綺麗にカットしたいのに潰してしまったり、もったいないくらい果汁をこぼしてしまったり…そんな経験のひとつやふたつは、誰でも見に覚えがあるのではないでしょうか。僕自身随分とあります。そして、あらためて本書に目を通してみたら、できているつもりになってただけってことや無駄が多かったことをたくさん発見できました。目からウロコがポロポロ落ちて、そろそろエラ呼吸になりそうです。 タイトルの通り、本書は果物をおいしくいただくことに主眼を置いています。見た目の華やかさよりも無駄のない合理的な方法を提示してくれます。イラストが愛らしく、文章は簡潔で、テンポよく楽しく読み進められる一冊です。 <以下出版社の紹介文より>******************** これさえあれば果物の一番美味しい食べ方がわかる!一冊です。 切り方、むき方、選び方、保存方法を イラストでわかりやすく解説。   巻末には食べごろカレンダー、追熟表も掲載。 手を汚さずに味わえる、おもてなしの場面に嬉しいティップスも大充実!   -目次- <果物の切り方・むき方> モモ パイナップル グレープフルーツ ブドウ マンゴー イチジク パパイヤ アボカド ドラゴンフルーツ ザクロ パッションフルーツ マンゴスチン スイカ キウイフルーツ カキ サクランボ リンゴ オレンジ バナナ レモン ブルーベリー&ラズベリー ライチ スモモ クリ クルミ アケビ ビワ <切り方のポイント&コツ> ナイフの切れ味、食べごろ、食べ方、追熟 ************************************************ 品名:書籍 ページ数:96ページ 装丁:ソフトカバー サイズ:A5変形版 編者:くだもの委員会 出版社:産業編集センター

  • ¥ 1,296
  • 高度成長期以降、一汁三菜とか一日30品目といったことが言われ続け、僕らはそういう食の型があるべき姿なのだと多かれ少なかれ信じてきました。戦後、貧しいところから立ち上がろうとしてきた日本人には、ごちそうや豊かさに対する憧れがあって、たくさんの料理を作るのがよしとされました。 その風潮は、あたりまえのこととして日本の食卓に長らく定着してきましたが、ここにきて破綻しているように見えます。昭和から平成、令和と時代は流れ、食卓いっぱいに料理が並ぶ光景の記憶は、「できないこと」として今の人たちを苦しめています。また、少子高齢化と世帯の少人数化が進み、「食材を使い切れない」という悩みをもたらしています。 野菜保存の知恵の必要性は、近代以降かつてないほどに高まっているのではないでしょうか。本書は、ただ知恵を寄せ集めた類のものではなく、実証実験に基づいた説得力のある内容です。また、野菜を長持ちさせるだけでなく、何よりも大切な「おいしくいただく」という点に重きを置いてくれているのが、とてもありがたいです。 <以下、出版社紹介文より>******************** 最後までおいしく野菜・果物を食べきる冷蔵・冷凍保存のコツが満載! 「気づいたら冷蔵庫の奥で野菜が傷んでいた…」、「保存方法がよくわからない…」など、せっかく購入した野菜を最後まで使いきることができずに、捨ててしまったという経験はありませんか? 実は家庭から出る食品ロスの多くは野菜が原因なんです。野菜はそれぞれ適した保存方法を知ることで、最後までおいしく食べきることができます。この本は、みなさんが知らなかった野菜保存のコツに加え、最後まで食べきるためのアイデアやレシピをたっぷりと盛り込んでいます。 **************************************************** <著者紹介> 島本美由紀:料理研究家・ラク家事アドバイザー・冷蔵庫収納アドバイザー・食品保存アドバイザー・食品ロス削減アドバイザー。一般社団法人「食エコ研究所」代表理事。料理教室の運営を経て、2002年から料理研究家として活動を開始。料理だけにとどまらず、家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」としても活動。また、冷蔵庫収納と食品保存のスペシャリストとしても活動し、テレビや雑誌、講演会を中心に活動。 品名:書籍 ページ数:128ページ(フルカラー) 装丁:ソフトカバー サイズ:210×148(mm) 著者:島本美由紀 出版社: パイインターナショナル

  • ¥ 2,700 SOLD OUT
  • 店でご飲食に提供しているカレーは、スパイスから作っています。いつしかスパイスカレー沼にどっぷりハマった店主は、もう後戻りはできなくなっていまいました。それだけの魅力が、スパイスという食材にはあります。その魅力を分かち合おうと、様々なスパイスも販売しているわけですが、正直どう扱って良いかわからないからと、なかなか手は出しずらいですよね? ご興味をお持ちのお客様には、店主から説明をさせていただいておりますが、それにも正直限界があります。 そこで、スパイスのことを詳しく教えてくれる書籍を用意させていただきました。 カレーやスパイスにまつわる書籍は数多くありますが、店主もカレー初心者の頃たいへん世話になった水野仁輔氏の著作は、スパイス入門書として最適ではないかと思います。中でも決定版と言えるのが、この一冊です。 カレーのみならずドレッシングや飲み物、スイーツなど、スパイスの活用法が多岐にわたって紹介されているので、「スパイスを買ったはいいけど、いつまでもなくらない」なんて悩みも解消してくれます。スパイスの解説やレシピはもちろんのこと、スパイスをより身近な存在にしてくれるコラムもイラスト付きで多数収録されています。読み物として、長く楽しくお付き合いいただけると思います。 <以下出版社の紹介文より>********************** イラストと図で解説する、スパイス入門書の決定版!   スパイスの選び方と活用法・スパイスカレーレシピ・調理やブレンドのテクニック・効能と歴史など、約70のテーマ別にイラストと図で解説する 、スパイス教本の決定版。約50のスパイス活用レシピや、67種を紹介する「スパイス&ハーブ事典」も収録。初心者はもちろん、プロにも役立つ情報が満載! 著者名: 水野仁輔 AIR SPICE代表。カレースター。1999年以来、カレー専門の出張料理人として活動。カレーに関する著書は40冊以上。現在は糸井重里氏主宰のサイト「ほぼ日」と立ち上げた「カレーの学校」で講師を務め、フードトラック「カレーの車」を走らせている。2016年春に本格カレーのレシピつきスパイスセットを定期頒布するサービス「AIR SPICE」を開始。 コンテンツ CHAPTER 0 INTRODUCTION スパイスへの誘い CHAPTER 1 STUDY スパイスを学ぶ CHAPTER 2 MAKE スパイスで作る CHAPTER 3 COOK スパイスカレーを調理する CHAPTER 4 JOURNEY スパイスと旅する CHAPTER 5 EXPERIENCE スパイスを体験する CHAPTER 6 ENJOY スパイスを楽しむ CHAPTER 7 GUIDE スパイス案内 ************************************************************* 品名:書籍 ページ数:208ページ(フルカラー) 装丁:ソフトカバー サイズ:B5版 著者名:水野仁輔 出版社:パイインターナショナル

  • ¥ 864
  • 昔ながらの食文化、もの、人を通じ、作る人と使う人を等身大の距離感で描写するライフスタイルマガジン。 【scene.3 - たどり着くバランス - 】マイ ファーマーのいるところ / マルメロ安藤美保さんの優しいごはん(marmelo cafe & Bakery)/ 流れのままに(岩茶房 丹波ことり)/ 遠いようで近い場所(カラピンチャ)/  つぶつぶ穀物(fig)/ もたらされる恵み(Jane)…ほか 発行者:赤松利栄(大阪府箕面市)

  • ¥ 864
  • 昔ながらの食文化、もの、人を通じ、作る人と使う人を等身大の距離感で描写するライフスタイルマガジン。 【scene.4 - 自然と共に、歓ぶ、育む - 】人と豊かさのつながるところ / その人のいつものお花になるということ(FLOWERS YUCAND)/ 授かる力、与える力(atelier cafe bar 誠平)…ほか 発行者:赤松利栄(大阪府箕面市)

  • ¥ 864
  • 昔ながらの食文化、もの、人を通じ、作る人と使う人を等身大の距離感で描写するライフスタイルマガジン。 【scene.5 - 再び生かし、続く先へ - 】農を営む人 / 文字列・響・能動(READAN DEAT)/ 腐葉 の 彼方(kantyukyo)/ ひみつの時間(葛の御菓子TSUJIMURA)…ほか 発行者:赤松利栄(大阪府箕面市)

  • ¥ 864
  • 昔ながらの食文化、もの、人を通じ、作る人と使う人を等身大の距離感で描写するライフスタイルマガジン。 【scene.6 - 造る、築く -】 農を営む人 - 秋編- / やわらかな包容(Little Apothecary)/ ナイチンゲールという名のワイナリー(Adriana slovo)/ クネクネくつ下(自然素材の服と手しごと mokono)/ チョコレート最強伝説(USHIO CHOCOLATL)…ほか 発行者:赤松利栄(大阪府箕面市)

  • ¥ 864
  • 昔ながらの食文化、もの、人を通じ、作る人と使う人を等身大の距離感で描写するライフスタイルマガジン。 【scene.7 - 意志の力は何を動かすのか -】 孤高のオートクチュール(製本家・市田文子) / 三粒に種(天然滋味KAゑMON)/ “誰か”と同じを生きない(山羊堂)…ほか 発行者:赤松利栄(大阪府箕面市)

  • ¥ 2,500
  • 進化し続けるポートランドの多様なカルチャーを、EAT(食べる)、LISTEN(聴く)、MAKE(作る)などの動詞を切り口に、多くの写真とともに紹介しています。 全編英語ですが、写真を眺めながらめくっていくだけでも充実した気分が味わえる一冊。 下手な参考書より、こういう書籍から学ぶ英語の方がぜったい役立つし、学びも楽しいものになると思います。 発行者:メディアサーフコミュニケーションズ(東京都)

  • ¥ 1,944
  • 「日本人は祈る様に集中してモノを創造します。それはあたかも矢を射るかの様にモノ作りを行います。それは自己の本質 を射抜こうと集中しているようです。」 生活の中にあるモノは、そこに暮らすヒトを投影する鏡でもあるのではないでしょうか。「自分探し」という言葉が一時ずいぶん流行りましたが、ライフスタイルや嗜好の変化に沿ってモノが集まっていく、あるいは削ぎ落とされていく過程を振り返ると、そこには浮き彫りにされた自身の姿が見えて来る気がします。 例えばこんな本のページをめくり、何かに目が止まってハッとする瞬間も、自分探しの旅のひとつなのかもしれません。 食と道具は切っても切れない関係にあります。この本の中には、あなたの食生活をより豊かに深みのあるものし、その延長線上にある自己の発見に繋がるヒントがあるかもしれません。 …なんてご大層な文章を連ねましたが、気軽に目を通すだけでも愉しいです。カタログをめくるのって愉しいですよね。そんな気持ちで読んでいただけたら。 こちらでコンテンツをご覧いただけます。→ https://www.facebook.com/189631827778728/photos/a.241702802571630.58367.189631827778728/750253668383205/?type=1&permPage=1 仕様:B5サイズ(H257×W182mm)、180ページ、フルカラー、全編日本語英語のバイリンガル表記 発行者メディアサーフコミュニケーションズ(東京都)

  • ¥ 880
  • 野菜を育てる農家さんの知恵、暮らしの道具の作り手の言葉、都市における農の在り方、都市と農の新たな関係性を探り、学び、掘り下げる季刊誌の第4号。 特集『土を作る』 「”土”の上に”人”を足すと”生きる”という文字になる」。 あまりに当たり前に存在するが故になかなか目が向くことがない“土”に、様々な角度からスポットを当て、耕すがごとく広く深く掘り下げた一冊です。 コンテンツはこちらでご覧いただけます。→ https://www.facebook.com/norahnorah.jp/photos/a.141611222697179.1073741827.141138529411115/275022746022692/?type=1&theater 仕様:季刊誌、B5サイズ(H257×W182mm)、128ページ、フルカラー 発行者:メディアサーフコミュニケーションズ(東京都)

  • ¥ 1,674
  • 野菜を育てる農家さんの知恵、暮らしの道具の作り手の言葉、都市における農の在り方、都市と農の新たな関係性を探り、学び、掘り下げる季刊誌の第5号。 特集『水の存在』 「情報があつまる場所に、人が集まり、文明が繁栄する。水の廻りに、作物が採れて、人が集まり、文化が生まれる。人が暮らして、歴史が出来る。全ては水の流れの様だ。」 水の実に多様な様相を知るということは、人生の根元的問題に迫る作業なのかもしれません。 コンテンツはこちらでご覧いただけます。→ https://www.facebook.com/norahnorah.jp/photos/a.141611222697179.1073741827.141138529411115/316639111861055/?type=1&theater 仕様:季刊誌、B5サイズ(H257×W182mm)、127ページ、フルカラー 発行者:メディアサーフコミュニケーションズ(東京都)

  • ¥ 1,674
  • 野菜を育てる農家さんの知恵、暮らしの道具の作り手の言葉、都市における農の在り方、都市と農の新たな関係性を探り、学び、掘り下げる季刊誌の第6号。 特集『考える種』 「何百、何千、何万、何億年。地球上で、生命は種を繋いできた。動物も植物も。」 小さな「タネ」の中には「シュ」の歴史が閉じ込められています。死と再生の繰り返しが刻んできた悠久の時の流れの先頭にある現在もまた、次なる死と再生への道程だと考え、どんな種が残っていくだろうということに思いを馳せると、物ごとを俯瞰で眺める視点が手に入るような気がします。 「話の種」「飯の種」「自分の蒔いた種」…種にまつわる言葉には様々なものがありますが、あらためて比喩表現から離れ「種子」そのものにスポットが当たると、そこには人生への示唆に富んださまざまな物語がありました。 誌面の一部をこちらでご覧いただけます。→ https://www.facebook.com/norahnorah.jp/photos/pcb.549475838577380/549463028578661/?type=3&theater 仕様:季刊誌、B5サイズ(H257×W192mm)、127ページ、フルカラー

  • ¥ 700
  • 「食をつくる、つなぐ、いわての力」を伝えるリトルプレスの創刊号。 岩手の食文化についてあらためて考え、まず驚くことが、県内の食材だけで一日の食事を完結できること。もしかしてそれは、地方なら何処でも共通することかもしれないけれど、地元だけにやっぱり、驚くと同時に誇らしく思える。 ただし、私たちの多くは、そのことに気づいていないような気がする。だから、こういう本の作り手さんがいて、視野を切り開いてくれることには、凄く大きな意義がある。土から、川や海から、作り手さんたちが繋ぐ大きなプロセスが、私たちの食生活を形作っていること。手の届く範囲にある、しかし大きな世界が、私たちの暮らしを優しく包み込んでくれていること。そんなことを、丁寧な取材を通じて教えてくれる。 岩手の本ではあるけれど、岩手というフィルターを通して、読む人が暮らす土地土地の食文化を見つめ直すきかっけになるかもしれません。 発行:地から編集会議室 発行日:2017年5月15日 背負子もチロっと載ってます。えへ。

  • ¥ 918
  • 「食をつくる、つなぐ、いわての力」を伝えるリトルプレスの第2号。 昔から栽培されてきた、岩手では馴染み深い食材である大豆。かつては米の栽培が難しく、しょっちゅう飢饉が起きた土地柄だけあって、貴重なタンパク源として大事にされてきた。そして今でも、県内いたるところに豆腐屋さんがある。県民一人当たりの豆腐購入量は、全国で一番なそうだ。 そんな豆腐を特集した今号。その他にも、生産者のこと、街角のラーメン屋さんのこと、お寺の食事や米屋さんのことなど、様々な切り口で、でもけっして浅くはなく丁寧に、岩手の食を取り上げています。前号に続き、またいろいろ教えて頂いてます。 当店もお付き合い頂いている、一戸の駒木米穀店さんのことが掲載されています。ご一読いただけたら嬉しいなぁ。 発行:地から編集会議室 発行日:2018年3月

  • ¥ 918
  • つくるひと、つなぐひと、そして食べるひと。岩手の食に携わる人々それぞれの物語を伝える不定期刊リトルプレスの第3号。 ******************** いわての人は、無類のくるみ好きである。客人があれば、何はさておき、まず、くるみ。「くるみ擦るべじゃ」といそいそと支度を始め、料理をこしらえてはくるみを堪能するのである。恐らく、日本一「くるみ愛の深い県」と断言できる。 (以上、本書より抜粋) ******************** 普段からあたりまえにそばにあり、もてなしには欠かせないご馳走であり、手間がかかるけどその分だけ愛おしい。岩手人にとって、くるみはそんな存在。けれど、あたりまえであり続けたが故に、くるみのことをあまり深く考えてこなかった、店主のような人も少なくない気がする。あらためてきちんとくるみを見つめ直す良い機会になった本書は、県外の方々にとってはより興味深いかもしれませんね。 今年からShoicoとお付き合いくださる、由井野菜園さんの記事も。値下げ競争に陥りがちな産直の傾向に疑問を呈し、生活者と「おいしさという普遍的な価値」を通じて繋がろうと、さまざまな試みをされている生産者さんです。「畑の真ん中直売所」の看板に思わず顔がほころびます。 発行:地から編集会議室 発行日:2019年4月